前回のブログ、母親の星の出し方の続きとして、父親と配偶者と子供の星の出し方をまとめてみました。
父の星の出し方
父親の星は、母親の星と干合する星
(例)母親の星が甲の場合→父親の星は己となります。
干合とは十干同士の特別な組み合わせのことです。
陽の十干が陰の十干を剋す関係です。
以下のとおり。
甲己(こう・き)
丙辛(へい・しん)
戊癸(ぼ・き)
庚乙(こう・おつ)
壬丁(じん・てい)
命式に該当する星がない場合
同じ五行の陰陽逆の星となります。
例えば、先ほどの例で己がなければ戊になります。
(己と同じ十干で、陰陽逆のものは戊でしたね!!)
陰陽逆の星もない場合
命式の中の父親の場所の星で考えます。
父親の星の場所とは???これは、命式のなかの年干の場所になります。
例えば、この命式の方の場合、
甲丁庚
子亥子
癸甲癸
壬
本人は甲、母は癸、父は戊と考えたいところですが、命式にありません。
では次に、同五行の陰陽逆の己と考えたい・・・がこれもありません。
その場合、年干の場所が父親の場所になるので庚が父親の星となります。
つまり、この場合
本人→甲
母→癸
父→庚
となります。
配偶者の星の出し方
本人の日干と干合する星
下記の命式の場合、
甲丁庚
子亥子
癸甲癸
壬
本人の甲と干合する星は、己です。ところが、己が命式にありません。
干合する星がない場合は同五行の陰陽逆を考える
陰陽逆の十干は戊になりますが、こちらの命式には戊がありません。
同五行の陰陽逆もない場合、配偶者の定位置でとる
配偶者の定位置は日支の本元蔵干となります。この場合、癸です。
つまり、この人の配偶者の星は癸となります。
甲丁庚
子亥子
癸甲癸
壬
子供の星の出し方
本人の日干が相生する星(女性命式で)
下記の女性命式の場合、
甲丁庚
子亥子
癸甲癸
壬
甲が生み出す(相生の関係)のは、丙と丁(火)なので、丙・丁(火)が子供の星となります。
丁が月干にありますね。
子供ひとりと「縁がある」ということになります。
まとめ
日干からたどれる親族関係を出す方法を紹介しました。
母→日干を生じる陰陽異なる星
父→母と干合する星
子→女性の命式の日干が生み出す(相生する)星
配偶者→干合関係の星
このように見ていくと、周りの親族との縁の深さが浮かび上がってきます。
書きだしていくことで、いろいろな発見があるかもしれませんね。
では(^^♪