西国三十三所の西国28番の札所である成相寺(なりあいでら)。日本三景である天橋立を一望できる場所にあり、願い事が必ずかなう(成り相う)意味があることでも知られています。
西国三十三所って何の事?
近畿地方と岐阜県の2府5県にある三十三か所の観音霊場のことで、今も多くの参拝者が観音様の慈悲の心に触れるため順礼行しています。
参拝も出来ますし、地面一面に広がる真っ赤な散紅葉も大変美しく、日暮れから始まるライトアップと共に、訪れた人の目を楽しませてくれます。
私が2020年の12月に参拝した時は、色づいたモミジが地面に広がり、赤モミジの絨毯のようで、その上を歩くのがもったいないぐらいきれいでした!
2022年の紅葉はどうでしょうか♪
【京都】成相寺の紅葉2022! 基本情報
では、早速どんなお寺なのか、観ていきましょう!
五重塔をはじめ、パノラマ展望台などで景観を楽しむことができますし、「撞かずの鐘」「身代わり観音」などが伝説として残っています。
天橋立とセットで観光される方も多く、周辺には観光名所もたくさんあります。まずは基本情報です。
【参拝時間】8:00~16:30
【入山料】個人/大人500円・中高生200円・小学生以下無料
【住所】〒629-2241 京都府宮津市成相寺339
【アクセス】
●天橋立駅からタクシーで25分
●船→ケーブルカー→登山バスで約50分
● 天橋立ケーブルカー情報
【TEL】0772-27-0018
【ホームページ】成相寺HP
【京都】成相寺の紅葉2022!見頃時期はいつ?
成相寺の紅葉の見頃時期は、11月上旬から11月下旬です。
ここ成相寺は日本海側に位置しますので、京都市内より少し早めの紅葉になります。
境内を散策しているだけで紅葉を楽しむことができますが、特に、五重塔を囲むように伸びている真っ赤なモミジが彩り鮮やかでとてもきれいです。
カエデやナラの黄色も重なり合い、まるで一枚の絵ハガキのようです。
落ち着いた雰囲気の中、五重塔周りをゆっくりと散策するのもいいですね。
赤やピンクでおおいつくされた絨毯のような地面を楽しんでください!
そして、次はライトアップ情報です。
【京都】成相寺の紅葉2022!ライトアップについて
こちらの動画では3分35秒あたりから大変美しいライトアップの様子をご覧いただけます。五重塔がとても美しいので、ぜひ幻想的な雰囲気をお楽しみください
!
2021年のライトアップは、【光のアトリエ ~天(アマ)への架け橋~】というテーマ!!
7月から天橋立を中心にライトアップイベントが実施されています。
このライトアップイベントの一部として成相寺のライトアップが2021年11月13日~(土)11月14日(日)に行われます!!
(*2022年は未定です。詳細わかり次第アップ予定です。)
詳細については「光のアトリエ」でご覧ください。
*ご参考までに2020年のイベントの様子はこちらです。→「光と映像のデジタルアート」
イベントは状況によりまして、中止・変更になる可能性がありますので、お出かけの前には成相寺HPでご確認くださいね!
【京都】成相寺の紅葉2022!見どころ
成相山パノラマ展望所
天橋立がとてもきれいに見える場所です!!
成相山パノラマ展望所は、本堂から少し離れています。約1キロで、車なら約5分ほど。
坂の傾斜がきついので車でのぼるのがいいと思います。一定の間隔でスピードを抑えるための段差がありので、車で走ると「ガタッ」 「ガタッ」 と振動が起きます。
低速でそろりそろりと走ってちょうどいいぐらいです。冬期は雪が積もるため雪道の運転に慣れていない方は、おススメできません。雪のない時期に参拝されるのがいいですね!
到着するとパノラマ展望所からは天橋立が一望できます。人が少なく高い場所に位置しているので空気も新鮮。素敵な景色を独り占めできます♪
そしてこちらの展望台では、3枚200円で「かわらけ投げ」があります。
お願い事を「かわらけ」に書いてから思いっきり投げます!マジックもおいてありました。丸い標的の中に(上記写真)かわらけをなげ入れるか、とにかく遠くまで投げることができれば、願い事が叶うといわれています。
もちろん、必死!で遠くまで投げました(笑)普段、「何かを投げる」という動作をしていないので、童心に帰り、一生懸命投げる姿に大笑いしながら願掛けしましたよ!そのあとは池の中央におられる弁天様にお参りするといいそうです!
真向の龍(まむきのりゅう)
左甚五郎作と言われています。説明文によりますと、彼は龍を見たことがないため、龍の彫刻に思い悩んでいたそうです。
すると夢で龍の住む滝つぼを教えられ、そこで三日間祈っていると、なんと龍が姿を表し、空へと消えていきました。
こうして完成したのが「真向の龍」だそうです。
【京都】成相寺の紅葉2022!近くの天橋立
「松島」「宮島」と共に、日本三景のひとつで、「海の京都」とも呼ばれています。
天野橋立は幅が20~170メートル、全長3.6キロメートルの地形に約5000本の松の木を見ることができます。
何千年という長い年月をかけてできた大変珍しい地形です。
この松林を歩くと約50分、自転車で約20分で渡りきることができます!松の木がずら~っと並び出迎えてくれます。
歩いて松の木をゆったりと見るのも風情があっていいのですが、ひたすら松の木が続くので少し飽きてくるかも(^_^;)
サイクリングなら効率よく観光できます。さすがに、十二月になると、海風も冷たく、おススメできませんので、冬に行かれるなら船の観光がおススメです。
天橋立の詳しい情報は、天橋立観光ガイドでご確認いただけます!
まとめ
今回は、【京都】成相寺の紅葉2022!見頃時期はいつ?ライトアップについても!についてご紹介しました。
京都市内やその近辺には、美しい紅葉が見られる神社や寺院がたくさんありますが、こちらの成相寺は密を避けてゆったりとした雰囲気のなかモミジを楽しんでいただけると思います。
小旅行を兼ねて行かれるのもいいですね!ライトアップに行かれるときは、暖かくしてお出かけされてください。
では(^^♪